
ホームページに載せるべき情報とは?小さな会社が最低限伝えたい7つの項目

ホームページを作ろうと思った時。
「会社概要は必要」
「サービス内容も載せないと…」
「代表者のプロフィールもあった方がいい?」
考えていくうちに、結局何を載せればいいのかわからなくなってしまうことはありませんか?
ホームページは情報を全て載せればいいというわけではありません。むしろ載せすぎると見ている人が迷ってしまったり、情報量が多すぎて見たくなくなってしまう可能性があります。
今回は小さな会社がホームページを作る際に、まず載せるべき項目というテーマでご紹介します。
- これから会社のホームページを作ろうと思っている
- ホームページを作りたいけど、何を載せればいいかわからない
- ホームページを作ったけれど、情報が足りない気がしている
- 自社のサービスや強みをうまく言葉にできていない
- 小さな会社だからこそ、他の会社との違い(差別化)も伝えたい
ホームページに載せるべき内容とは?
大前提、ホームページに載せるべき内容はその会社・事業ごとに異なります。そのため、これを載せれば必ず集客できる!という内容は実はありません。
ではどんな内容を載せればいいのか?
それは、ホームページを訪れた人が求めている情報を掲載することです。
例えば、Web集客のサポートをしている人を探したくて検索エンジンやAIで検索しているとします。そんな中で出てきたサイトから、おそらく以下のような情報を求めているのではないでしょうか。
- この会社はどんな事業内容をしているか
- どんなサポートをしてくれるか
- 誰がサポートしてくれるのか
- 具体的なサポート内容や期間、価格
- 依頼した場合、どのような流れで進めてくれるのか
- 他にどんな人が利用しているのか
- お問い合わせはどこからすればいいか
自社起点に考えると思い付かないことも多いため、「もし自分が探すならこんな情報が欲しい」という視点で探されてみるとどんな情報が必要なのかわかりやすいです。
そんな中でも「これはあった方が見る人に優しい」という項目があります。次からは小さな会社向けに7項目に絞って、詳しくご案内していきます。
①事業内容
何をしている会社なのか
まず一番最初に伝えたいのが、会社の事業内容です。
「あなたの会社は何をしている会社ですか?」と聞かれた時に、一言で説明できるでしょうか?当たり前のように思えるかもしれませんが、実はここが伝わりにくくなっているホームページもあります。
例えば、
「人と社会をつなぐ、新しい未来を創造します」
「お客様の想いに寄り添い、豊かな暮らしをサポートします」
といった企業理念やキャッチコピー。
素敵な言葉ですが、初めてホームページを訪れた人は具体的に何をしている会社なのかまではわからないことがあります。
例えば、キャッチコピーや理念だけではなく「〇〇を提供している会社です」と一言で説明を入れるなど、どんな事業をしているのか?が始めての方でもわかるようにすることが大切です。

また、使う言葉にも注意が必要です。
経営側は、自社のことや業界での常識をよく知っています。
でも、お客様は必ずしもその業界に詳しいとは限りません。
自分たちにとっては当たり前の言葉でも、初めて見た人には「どういう意味?」となってしまうことがあります。
専門用語や社内で当たり前になっている表現を誰にでもわかる言葉に置き換えるだけでも、ぐっと伝わりやすくなります^^
とつか私もあえてホームページという単語を使うことが多いです。ウェブサイトやコーポレートサイトよりも、ホームページと言う方がピンと来る方も多いのではないでしょうか!
②どんな商品・サービスを提供しているのか
次に必要なのが、具体的な商品・サービスの情報です。
「何をしている会社なのか」と似ていますが、ここではもう一歩具体的に、「実際に何をお願いできるのか?」を伝えていきます。
例えば、
- ホームページ制作
- SNS運用サポート
- 店舗の内装工事
- 法人向け研修
- オフィス清掃
- 税務・会計サポート
などです。
サービス名だけを並べるのではなく、どんなサービスなのかまで簡単に説明できると、より親切です◎
例えば「ホームページ制作」だけではなく、
小さな会社・個人事業主向けに、集客や採用を目的としたホームページを制作しています。
というように、誰に向けて、何を提供しているのかまで伝えると、さらにわかりやすくなります。
③誰のためのサービスなのか
3つ目は、サービスの対象者です。
ホームページを訪れた人が、自分に関係のあるサービスなのか判断できるようにするためにも、誰に向けたサービスなのかを明確にしておきましょう。
例えば、
「法人向けサービス」
だけでは、少し範囲が広いですよね。
それよりも、
- 従業員10名以下の小さな会社向け
- 美容室・サロン経営者向け
- 採用に悩んでいる中小企業向け
- 地域の店舗経営者向け
など、具体的になるほど、必要としている人が自分ごととして捉えやすくなります。
「誰でもOK」より、具体的な対象者を
「できるだけたくさんのお客様に来てほしい」という気持ちは、とてもよくわかります。
そのため、対象を広くしたくなることもあるでしょう。
もちろん、本当に幅広い方を対象としているサービスもあります。
ただ、ホームページ上では、ある程度
「特にこんな方におすすめです」
と示したほうが、自分に関係するサービスなのか判断しやすくなります。
以前の記事でもペルソナ設定についてご紹介しましたが、ホームページに載せる情報を考える時にも、
「このページを誰に見てほしいのか?」
を考えることが大切です。
④自社ならではの強み・実績
4つ目は、自社ならではの強みや実績です。
同じようなサービスを提供している会社が複数ある場合、ホームページを訪れた人は、他社との違いを知りたいと思います。
そこで、
「なぜ、この会社にお願いするのか?」
に答えられる情報を載せていきましょう。
強みは「すごいこと」でなくても大丈夫
「うちには特別な強みなんてない…」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、強みは必ずしも「業界No.1」「〇〇賞を受賞」「創業50年」のような大きな実績だけではありません。
例えば、
- 地域密着で20年以上営業している
- 小規模事業者に特化している
- 初めての方にもわかりやすく説明することを大切にしている
- 専門スタッフが直接対応する
- 納品後のサポートまで行っている
- 特定の業界で豊富な経験がある
など。
こうした自社では当たり前にやっていることが、他社にはない強みになっていることもあります。
また、実績がある場合は、
- 導入企業数
- 制作件数
- 対応年数
- お客様の声
- 事例紹介
なども、信頼につながる情報です。
「私たちはこんな会社です」と言葉で伝えるだけではなく、「こんなことをしてきました」という事実も一緒に伝えられると、より安心してもらいやすくなります。
⑤会社の理念・想い
5つ目は、会社として大切にしている理念や想いです。
こちらは前回の記事でもお話ししましたが、小さな会社のホームページでは特に大切にしてほしい部分です。
例えば、
- お客様にこんな価値を届けたい
- この地域をこんな場所にしたい
- こんな社会を実現したい
- 仕事を通して、こんな人を増やしたい
など。
サービスの説明だけでは伝わらない、会社として大切にしている価値観を伝えることができます。
「会社そのものを好きになってもらう」という考え方
小さな会社の場合、大企業と同じように価格や知名度だけで勝負するのは難しいこともあります。
だからこそ、
「この会社の考え方が好き」
「この人たちにお願いしたい」
と思ってもらうことが、大きな強みになることがあります。
商品やサービスだけではなく、会社そのものに共感してもらう。
そのためにも、企業理念や代表者の想いは、ぜひホームページに載せていただきたい情報の一つです。
⑥会社・代表者・スタッフについて
6つ目は、会社やそこで働く人についての情報です。
特に、サービスの内容によっては「誰から買うのか」「誰にお願いするのか」が重要になります。
例えば、
- 代表者プロフィール
- スタッフ紹介
- 会社の歴史
- 所在地
- 会社概要
- 保有資格
- スタッフの専門分野
などです。
「会社概要」は最低限の情報として掲載されていることが多いですが、可能であれば人が見える情報も入れてみてください。
顔が見えると安心感につながる
例えば、同じサービス内容・同じ価格の会社が2つあったとします。
片方は、会社概要とサービス一覧だけが載っている。
もう片方には、
- 代表者のプロフィール
- スタッフ紹介
- 仕事への想い
- 実際のお客様の事例
などが載っている。
どちらの会社のほうが、安心して問い合わせできそうでしょうか?
もちろん業種によって必要な情報は異なりますが、「どんな人がこのサービスを提供しているのか」がわかることは、信頼につながる大切な要素です。
⑦問い合わせ・相談などの次の行動
最後の7つ目は、問い合わせや相談など、ホームページを見た後の次の行動につながる情報です。
ホームページを見て、「この会社、良さそうだな」と思ってもらえたとしても、問い合わせ方法がわからなければ、そこで終わってしまいます。
例えば、
- お問い合わせフォーム
- 電話番号
- メールアドレス
- LINE
- 予約フォーム
- 資料請求
- 無料相談
- 見積もり依頼
などです。
大切なのは、問い合わせ方法を載せるだけではありません。「どんな時に問い合わせていいのか」まで伝えてあげることです。
問い合わせへのハードルを下げる
例えば、お問い合わせフォームへの案内文です。
「お気軽にお問い合わせください」だけではなく、
まだ依頼内容が決まっていない方
自社に合うサービスがわからない方
費用感だけ知りたい方
お気軽にご相談ください。
このように書いてあると少し安心しませんか?安心することで、お問い合わせへの心理的なハードルを下げることができます。
ホームページは、情報を載せて終わりではなく、「次の行動」まで案内することも意識してみてくださいね◎
全部を載せればいいわけではありません
ここまで7つの項目をご紹介しました。
①何をしている会社なのか
②どんな商品・サービスを提供しているのか
③誰のためのサービスなのか
④自社ならではの強み・実績
⑤会社の理念・想い
⑥会社・代表者・スタッフについて
⑦問い合わせ・相談などの次の行動
ただし、
「7つ全部をトップページに長々と載せなければいけない」
という意味ではありません。
ホームページ全体の構成を考えながら、それぞれ必要なページに分けていけば大丈夫です^^
次の章で具体的なページの構成例をお伝えします。
各ページの構成例
トップページ
- 何をしている会社なのか
- 誰のためのサービスなのか
- 主なサービス
- 強み
- 実績
- 理念・想い
- 問い合わせへの導線
サービスページ
- サービス内容
- 対象者
- 料金
- サービスの流れ
- よくある質問
会社概要
- 会社名
- 代表者
- 所在地
- 設立
- 事業内容
- 代表者・スタッフ紹介
実績・事例ページ
- 実績
- 導入事例
- お客様の声
というように、情報を整理していきます。
大切なのは、「全部を一つのページに詰め込むこと」ではなく、「ホームページを見ている人に求められている情報に迷わずたどり着けること」です。
ホームページを作る前に「誰に何を伝えるか」を整理してみましょう
載せる項目はわかったけど、具体的に何を載せれば良いかわからない方もいらっしゃるかもしれませんね。
その場合は、いきなり文章を書き始めると途中で書くことが大変になってしまいます。
まずは「誰に、何を伝えたいのか」から丁寧に整理してみることをおすすめします。
- 誰に
どんな人・会社に見てほしい? - 何を
どんなサービスを提供している? - どんな悩みを
どんな困りごとを解決できる? - なぜ自社
他社ではなく、自社を選ぶ理由は? - どんな想いで
なぜこの仕事をしている? - ホームページを見た先に何をしてほしいか
問い合わせ?予約?資料請求?
ここまで整理すると、ホームページに載せるべき情報がかなり見えてきます◎
まず「誰に」から悩んでしまった方は、以下の記事をご参考にしていただけると嬉しいです。


まとめ
今回は、「ホームページに載せるべき情報」について、小さな会社が押さえておきたい7つの項目をご紹介しました。
ホームページを作る時、「おしゃれなデザインにしたい」という気持ちはもちろん大切です。でも載っている内容や載せ方も同じくらい大切なことです。
デザインを考える前にぜひ「この会社を始めて知った人が何を知りたい?」ということを考えていただければと思います。
ホームページは、会社を「素敵に見せる」ためだけのものではありません。会社のことを知ってもらい、サービスを理解してもらい、安心して次の行動をしてもらうための場所でもあります。
これからホームページ制作を検討されている方は、まずこの7つを紙やメモに書き出してみてください。
意外と頭にはあるけど、言葉に落とし込めていないという部分が見つかるかもしれません。その内容が自社の魅力や伝え方のヒントになることもあります^^








